◆「flow 〜Live & Documentary /
角松敏生」解説 〜
●「2000年11月11日: Flowツアー(東京国際フォーラム)」
この作品の出発点となったFlowツアー。本人自ら「心の最終日」と表した11月11日・東京国際フォーラムのライブの模様を収録。ライブ前のリハーサルで見せる緊張した表情、そしてライブ終演後のリラックスした表情など・・・
バックステージの角松氏にもカメラは迫った。
●「2000年11月17日〜20日:
出雲(鳥取県)」
角松氏とディレクターとの間で話が盛り上がり、急遽、決まった出雲(鳥取県)への旅。
出雲大社をはじめ、由緒ある神社を巡り、ロケ最終日に訪れた美保神社で、音楽奉納をおこなった。神風とも思われる強い風が吹くなか、無事に5曲を奉納した角松氏。
本人いわくデビュー以来の緊張を体験したらしい。
なお、この奉納の記録は美保神社に永久に残されるという。
●「2000年12月4日〜9日:
サイパン」
写真集"Flow"でもロケをおこなった、サイパンのダイビングスポット"GROTTO"。
今回は水中映像の撮影ということで、スタッフや機材も多く、撮影現場には常に緊張の空気がみなぎった。「何故ダイビングにこだわるのか?」「角松氏にとってダイビングとは何なのか?」という、我々の素朴な疑問に対して、角松氏は作品の中で明確に答えてくれた。また、作品中の"GROTTO"のパートは角松氏自らが編集し、ダイビングの世界を見事に表現した。
●「2000年12月31日: Countdown
Live(神戸国際会館)」
想像を絶する盛り上がりを見せた21世紀へのカウントダウンライブ。
終演後、その勢いのまま楽屋口でゲリラライブを実行した角松氏はお酒のせいかどうか、その時の記憶がほとんど無いらしい。
夜明け近くにもかかわらず大勢のファンが集まり、この超スペシャルなパフォーマンスに酔いしれた。
●「2001年3月30日〜4月3日:
フランス」
意外なことに角松氏のヨーロッパ渡航は今回が初めてであった。
またロケのタイミングも3月下旬と、まだ寒さが予想されたこともあり、角松氏はいまひとつ気が乗らなかったらしい。そこで、比較的暖かいニースへも立ち寄ることで、なかば無理矢理に承諾を得たのだったが、いざフランスへ着いてみると、ニースもパリも驚くほど暖かく、全ての日程が晴天に恵まれ、角松氏のご機嫌も常にGood。
プロデューサーはほっと胸をなで下ろしていた。男8人のスタッフ編成には最後まで納得できなかったらしい。
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