◆「VIDEO SCRAPBOOK /
エアロスミス」解説 〜
●ビデオインナーより
『伝説のCalifornia Jam ・のステージを中心に70年代後半のHOT
なLIVEを再現!!
インタビューや最新LIVE, VIDEO
CLIPも収録したAEROSMITH初のVIDEO!! 』
【1.TOYS IN THE ATTIC】
オープニングはグループ第3弾目のLP<TOYS IN THE
ATTIC>のタイトル・ソング(オープニング・ソング)、アップ・テンポのエキサイティングな作品。アルバムの方はちなみに75年春にTop
Pop
Albumsにチャート・インして以来128週(2年以上)ランク・インしてベスト・ランク第11位を記録している。
【2.SAME OLD SONG AND DANCE】
前述したエアロスミスのセカンドLP<GET YOUR
WINGS>(日本ではこのLPがグループのデビュー作になっていた)のオープニングに収められていたナンバー。尚第2作目にはボストン時代('71)のレパートリーでありジューイ・クレーマーの大好きなヤードバーズのカヴァー<Train
Kept a
Rollin'>が収められている。セカンド・シングル・ナンバーでもある。
【3.CHIP AWAY THE STONE】
<ROCKS><DRAW THE
LINE>に続く6thアルバムで彼らにとって初めのライブ・アルバム<LIVE!
BOOTLEG>(2枚組、78年リリース。Top Pop
Albumsのベスト・ランクは第13位)にも収められていた作品で、シングルとしてもわずかだが1979年初頭にHot
100で第77位を記録している。ストーンズを思わせるような作品としてすごく印象に残っている。
【4.DRAW THE LINE】
5枚目<DRAW THE
LINE>(77年リリース、ベスト・ランク第11位)のタイトル・ソングで、シングルとしては第13弾目として周年10月にリリースされ42位迄ランク・アップしている。そしてここの映像は<カリフォルニア・ジャム・>からだ。78年3月18日、ロサンゼルスから車で1時間半あまりのオンタリオ・スピードウェイで行われたこのフェスティバルはボブ・ウェルチ、デイブ・メイスン、サンタナ、ハート、フォリナー・・・そしてエアロスミス、30万人の観衆はこのステージをまっていたのだ。まさにロック・シーンに残る記録としてこの1曲だけでもしっかりとコレクションしておきたいのである。
【5.DREAM ON】
そしてここで登場してくるのがエアロスミスの73年6月にリリースされたファースト・シングル、前述したようにその時はスマッシュ・ヒットだったが、75年12月に第8弾として再リリースされ76年初頭にHot
100Singlesで第6位までランク・アップする大ヒットとなっている。ドラマティックな叙情性に満ちた作品だ。
【6.SWEET EMOTION】
3rd LP <TOY IN THE
ATTIC>に収められているこのナンバーは、75年5月にリリースされた第5弾シングルで初めてTOP40入りした、ベスト・ランクは第36位。
【7.CHIQUITA】
1979年エアロスミスにとって大きなトラブルが生じた年である。ジョー・ベリーのグループが正式に発表されている。又、ジャック・ダグラスからゲイリー・ライオンズにプロデューサーがかわりその第1作品としてリリースされたのが80年に入ってTop
Pop Albumsの第14位までランク・アップした<NIGHT IN THE
RUTS>である。その<NIGHT〜>に収められていた実にシンプルな歌詞の内容のナンバーがこの作品。
【LIGHTNING STRIKES】
<NIGHT〜>以来3年近い沈黙を破りスティーヴン、トム、ジョーイにジム・クレスポ、
リック・デュフェイになった新生エアロスミス(その後再びオリジナル・ナンバーにもどるわけであるが・・・)は、82年<ROCK
IN A HARD
PLACE>(ベスト・ランク第32位)をリリース。このナンバーはアルバムに収録されている。
【9.WALK THIS WAY】
ランD.M.C.によって甦ったエアロスミスミの代表作。<TOY
IN〜>にも収められており、75年8月に第6弾シングルとしてリリースされた時はたいしたヒットはしなかったが、翌76年11月に第11弾として再リリースされ、その時は77年に第10位までランク・アップしている。(Hot
100 Singles)。
【10.ADAM'S APPLE】
<闇夜のヘビィ・ロック>と日本タイトルのついた3作目<TOY
IN〜>に収められていたナンバー、タイトでエキゾチックな感性がなんともいえない作品だ。
【11.TRAIN KEPT A ROLLIN'】
そしてラストは<LIVE!
BOOTLEG>(78年リリース、79年13位迄ランク・アップ)でもファイナルに収録されていた作品である。
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