◆「INTERNATIONAL SUPER VIDEOS! /
グリーン・デイ」解説 〜
1994年リリースのミニアルバム『ドゥーキー』収録「バスケット・ケース」で世界的大ブレイクを果たしたメロコアの元祖的バンド、グリーンデイ!! アメリカだけではなく日本でもスッゲー人気だったよね。80年代後半から90年前後ブームを呼んだビートパンクの人気がかなり下火になった頃、このグリーンデイがメロディアスでポップなパンクを引っさげガーンとキマしたからね〜。これで一気に日本でもビートパンクが名前を変えて『メロコア』として再び人気爆発しました!! 結局日本というのは、メロディアスでポップなパンクってみんな好きなんだよね(笑)
3コードでゴリ押しするキャッチーなサウンドに、下品さを盛り込んだ(笑)社会風刺的、反対性的歌詞がまた痛快! 70年代に大ブームを呼んだパンクムーブメントはクラッシュを筆頭に割と「まじめ」さがあったけど、90年代のメロコアパンクは下品一直線!!(笑) 何も考えてないガキ達の突撃青春パンクっちゅう感じかな。
あとメロコアの爆発人気の秘密は、カート・コバーンの突然の自殺よりニルヴァーナ活動停止、それと同時に暗〜く沈んだネガティプなグランジ/オルタナシーンの衰退時期とグリーンデイが出てくる時期が重なったのもあるかもしれないね。
とにかくメロコア人気爆発以前のパンクシーンは、とにかく暗く重い世界を表現したオルタナティブロックが全盛だったんだよね。そのシーン衰退と同時に出てきたオルタナと全く逆の、あっけらかんとした明るいパンクロックはパンクロックシーンにかなりのインパクトを残しましたからね〜。まさにドッカーンと出てきたっちゅう感じ!
とにかくこのくだらねぇ社会に打ちのめされそうになった時には、このグリーンデイ聴いて一発ドカ〜ンと元気になってくださいよ!!
|