◆「アリーナ /
デュラン・デュラン」解説 〜
デュラン・デュランは1984年に初のライブ・アルバム「Arena(アリーナ)」を発表しましたが、そのビデオ版がこれなのですね。まるでSF映画でも見てるようなスケールの大きな作品となっていますよ!!
デュラン・デュランは1978年春にニック・ローズとジョン・テイラーにより結成され、メンバー・チェンジが何度も繰り返されましたが初期の記念すべきオリジナル・メンバーは下記の通りでした。
「デュラン・デュラン」オリジナル・メンバー
★Nick
Rhodes - Wasp synth, kay rhythm unit
★John
Taylor - Lead Guitar
★Stephen
"Tin-Tin" Duffy - Vocals and occasional Bass guitar
★Simon
Colly - Bass and Clarinet
1981年にサイモン、ニック、ジョン、アンディ、ロジャーの5人でデビューし、御存知の通りまずルックスがメチャイイので大注目を浴びましたね。音楽性はエレクトリックでポップなサウンド、そしてファッショナブル!! 言うまでもなくデビュー後すぐに大ブレイクしました。日本でも当時大人気でしたよ、デュラン・デュランの曲はラジオからよく流れて来てたので自分もいやというほど聴いてました(笑) また初期の頃はどうしても「アイドル・グループ」というイメージがデュラン・デュランには付いてまわりましたね。だからコアな洋楽ファン、ロックファンからは常に軽視される傾向がありました。まぁ当時女子高生の透明下敷き(昔ハヤった間に切り抜き等はさめるやつ)に、デュラン・デュランのメンバー写真などが入ってましたからね〜。チェッカーズとかと一緒に(笑) だから当時は完全なるアイドル扱いだったのですよ。
でもその後、実力で「アイドル」というパブリックイメージを脱したデュラン・デュランは、「ニュー・ロマンティック」系のトップに君臨していきましたね。映画007シリーズのテーマ曲「美しき獲物たち」の大ヒットからマスコミの評価もどんどん変わっていったように感じます。とにかく長い活動期の中、常に先進性を追い求め新しいものを生み出していったデュラン・デュランは「これぞロック精神だ!!」「これぞロックだ!!」と言えるのではないかな。このビデオ「アリーナ」でも余すことなく新しい挑戦を試みていますよ。見れば驚くSFチックな革新的なライブビデオ作品となっています!!
|