◆「THE MAKING OF PUMP /
エアロスミス」解説 〜
『Get a
grip』を聴いたのが中学1年の時。もう、この時点で、もしかしたらエアロスミスフリークに叩かれちゃうんじゃないかなってな懸念もチラホラ見え隠れする話の起し方ですけど(笑)
一曲目のイントロから「eat the rich」に繋がってく感じがとてつもなくカッコよかった! これが中学一年生。それまで自分の中のロックといえば当時のX(エックス)だった少年が受けた印象。でもエアロスミスの導入部分としてはよかったと思うし。今でもオレは言えるかな、エアロスミスを「アルマゲドン」のテーマでしか知らない人は、この『Get
a
Grip』を聴け!ってな具合にね。(まぁ、もちろん、それで全てだと括っちゃう気は無いけど)
エアロスミスというバンドに何か抽象的な表現を当てはめるとしたら、う〜んデカイ音!(笑) 音がでっかいバンドって言葉が浮かぶなぁ。もちろん、そういう表現で言ったら大音量のグループは他にもたくさんいるだろう。オレが言ってる”デカイ”音っていうのはなんだろう?荘厳って言っちゃうとまた違った意味になってくるし。
音が厚いんだよね。ジョー・ペリーとブラット・ウイットフォードのギター何よりもスティーブン・タイラーの声トム・ハミルトンとジョーイ・クレイマーを合わせてもたった5人のバンドなんだけど、なんか、もっと人数がいるような錯覚を覚えてしまう。(もちろんサポートしてる人もいるが) それとエアロスミスの作品って邦題が印象的だよね。日本人に解りやすいタイトルを誰かが付けて、『野獣生誕』、『飛べ!エアロスミス』、そしてこれが一番凄いなRock in
a Hard
placeを『美獣乱舞』と、いう感じで語りだしたら尽きないエアロスミス。熱くて厚いロックンロールバンドってことでまとめておきます。
〜written by 音楽ライター Nie〜
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エアロスミス・メンバー紹介
★Steven
Tyler
(スティーヴン・タイラー)・・・ボーカル
★Joe
Perry(ジョー・ペリー)・・・ギター
★Brad
Whitford(ブラッド・ウィットフォード)・・・ギター
★Tom
Hamilton(トム・ハミルトン)・・・ベース
★Joey
Kramer(ジョーイ・クレイマー)・・・ドラムス
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