◆「TOUR'88 PRETTY PINEAPPLE
SPECIAL
〜2月12日日本武道館〜
/ ブルーハーツ」解説 〜
現在「ハイロウズ」で大活躍中のヒロト(ボーカル)とマーシー(ギター)が在籍していた、現在でも大人気のカリスマバンド・ブルーハーツ!! 彼らのメッセージ・ソングは涙が出るほど心に染みますね。その数々の「歌」によってどれだけ多くの人達が助けられたことだろうか・・・。オレもブルーハーツに生きる勇気と希望を与えてもらいましたよ! 今でも大ファンです!!
このビデオ「TOUR'88 PRETTY PINEAPPLE
SPECIAL」は、1988年2月12日日本武道館で行われたブルーハーツのライブが収録されたものです。以下はビデオパッケージからの作品説明です。ご覧ください! 内情がわかりますよ(笑)
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<ブルーハーツ、武道館を見学。>
ブルーハーツのスタッフは大会場でのライブを極度に恐れていると聞く。4人の演奏力はヒロトのケイレンダンス、マーシーのウサギ横飛び、河ちゃんのベースへの頭突き、梶くんの髪型などと相まって初めて1人前のステージアクトとして成り立つものであって、彼等の姿が良く見えない大ホールでは、ブルーターボのPAによって増幅されたヒロトの
"がんばれー!"
コールを、余りにも低レベルな演奏(ノイズ)によって増幅された怒りの
"金返せー!" コールが上回るのではないかと。
しかし、ここに基本的なスタッフの誤解がある。ツアーの主役はバンドでなくファンである。例えば武道館の場合で言えば、1万人もの人がブルーハーツを見に来たという解釈ではなく、1万人ものヘンな格好したロック好きが集まった様子を、ブルーハーツが見に行ったという解釈が正しい。バンドが下手だという次元で問題をとらえているうちは青2才である。マーシーの「楽屋口がどこだか分かんなくてさ、迷っちゃったよ。デカイのはいいけどさ、面倒臭いよな」という言葉に象徴されるように、会場が大きかろうが小さかろうが、バンドは極めてニュートラルな精神状態にあった。このビデオを見ると「1万人のファンを見に行った」ブルーハーツの様子が手に取るように分かる。可愛い女の子をステージ上から捜す視線などはほとんど大笑いである。蛇足ではあるが、このライナー・ノーツの下書きを読んだ河ちゃんに「"でも、ホントはブルーハーツは超ウマ(上手い)なんだよ"
って書いといてね」と頼まれたことも明記せねばなるまい。とりあえず、4人の現在を知るには最適の資料と言えよう。
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メジャーデビューからわずか2ケ月で即日ソールドアウトの1万人武道館ライブ! とにかく社会に疑問を持ちながら生きている人、社会に冷たくされている人、腐った現代社会で生きる意味を見失っている人・・・そんな人はぜひともこのブルーハーツを聴いてください! 必ずや生きる勇気が湧いて来ますよ!! 保証します。
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